出会いに感謝系男子

バイト先の人に今年はどういう年だったか笑いながら聞かれた。面白おかしく言い返せなかった。今年は、大学に行くのが辛かった。学年が上がるにつれて、大学に行くモチベーションがなくなっている。先日、卒研配属があった。行きたいと思っていた研究室は、2年に上がる時に学科改変で行けなくなったので、行きたい研究室はなかった。卒研配属はほとんどの研究室で教授との面談が必須であるのにも関わらず、ひとつも面談をしなかった。だから、僕が選べたのは数ある中で面談がいらない1つの研究室だけだった。僕は解析電磁気学を落としたが、その講義をしていた安藤先生の研究室に配属希望を出した。先生の人柄だけで研究室を選んだ。先日、研究室の忘年会に招かれた。僕は安藤先生の前に座った。そして、全てを話した。文系の大学に行きたかったことや面談をひとつもしなかったことに加えて、インドや東南アジアに行ったことなどを話した。僕が教授に面談をひとつもしなかったというと、「やっぱりインドに行ったやつは違うな。」と言った。プログラミングは出来るか聞かれて、「プログラミングという名前が付く講義は全て可ですり抜けてきました。」と言うと、「可でも取ってれば大丈夫。俺も大学生の頃、”電”のつく講義は全て不可だった。」と笑いながら言ってくれた。心が楽になった。4年もひたすら辛いものになると思っていたが、安藤先生となら楽しく過ごせそうだと思えた。はがちゃんというあだ名をつけられ、めでたく宴会隊長に任命された。2時間の飲み放題で、安藤先生と同じペースで8杯ほどのビールを飲み、僕はもう一杯いつも締めにしているコークハイを飲んだ。安藤先生はアルハラですよと言われることが多々あると笑いながら言っていたが、2、3杯しか飲まないような教授じゃなくて良かったと思う。忘年会を終えて、テキトーに受け身で道を進んでいる割に人に恵まれているなあと思った。僕は出会いに感謝系男子になった。それくらい心が晴れた。

最近思ったこと。
誰かが何かを表現した時、この人は自分を良く見せようとしているなあと感じることが多々ある。たぶんそのように感じるのは、僕もそうだから。本当の自分は、そこまで深くものを考えていなくて、感情や思考は後付けが多い。その時の自分が考えていなかったことを、その時の自分が考えていたことにしている。でも、その時は言葉で表現できなかったものを、後に言葉で表現を試みた可能性も多少はあるのかもしれない。それに、自分をよく見せようとするのは当たり前のことかもしれない。この人は自分を良く見せようとしているなあと思うことをやめて、そういうところも好きになってあげたい。

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